いのちの巡りと恵みを大切に生きること
「かさねて」の活動は、生産者さんをはじめ、多くの「いのち」がご縁によって重なり合い成り立っています。
お野菜一つをとっても、一つの種からこのように形になるまでにそれぞれの「いのち」の物語や巡り合わせがあり、「今、此処」があります。
「かさねて」のごはんを食べていただくことで、私達の想いだけでなく、その奥にある「いのちの耀き」や、自然の巡りとその恩恵、生産者さん達の真心を少しでも心体で観じ取っていただけましたら幸いに思います。
わたし達かさねて一同は、「いのちを観つめ、生きる力を養うこと」を大切にし、自己の精進と共に、少しでも皆様の健やかな心身を育むためのお手伝いが出来るよう、日々、直向きに調理をしてゆきたいと思います。
大地から学ぶこと
「かさねて」の一員は設立当初より、自然農の田畑に立ち、固定種、在来種の野菜やお米作りを学んでいます。
私たちの命をつなぐ種を守り継いでいくこと、農薬を使わないオーガニックな自然農法でお米や野菜を作ることは、
自然の生態系を出来る限り維持し、未来の子供たちに本質的に豊かな自然環境や食育環境を残すことに繋がるのではないかと考え取り組んでいます。
また、これらの経験を通して観じた「自然の恩恵」や「先人の智慧」などから学び得たものを、「かさねて」の活動を通して伝えてゆきたいと思っています。
お米の力を最大限に活かす「天然水土鍋炊き」
オーガニック(自然栽培)のお米を天然水を使って土鍋で炊き上げています。火と水と土と風の自然の力でじっくり炊き上げることで、お米がふっくらとして、甘さが増し、お米一粒一粒の力がみなぎる、とても美味しいごはんになります。
天然水土鍋炊きのごはんは、冷めても味が落ちないのも特徴で、天日塩を使って一つ一つ丁寧にむすぶ“おむすび”は「かさねて」の柱となる商品の一つです。
その他にも、農薬不使用のオーガニック米粉を使用し、お砂糖を使わずに甘酒や煮切り味醂など、お米由来の発酵調味料で作る米粉の蒸しぱんやどら焼きの他、自家採取した天日干しのもち米を使用したおはぎなども作っております。
日本人は縄文時代から稲作を行い、土鍋で調理をしてきたと言われています。日本人が古来から食してきた「お米」の持っている力や、素晴らしさを後世に伝えてゆくことも「かさねて」では大切にしており、おむすびやおはぎ、米粉のお菓子などのお米を主軸とした商品構成を心がけています。
かさねての精進お弁当
1,300円 ~
甘味
350円 ~
調味料
900円 ~
野草茶
380円 ~